毎年実家では干し柿を作っているのですが、今年は私も初めてお手伝いをすることになりました。
作るといっても庭の柿の木ですし、親類に配るだけなのでたいした量じゃないと思っていたのですが…
多かった…。
父も一人でよく採ったなぁと感心しつつ、一つ一つ、包丁で皮をむきます。
柿むき機を試したこともあったそうですが、真ん中に棒を刺すため、そこからカビてしまうんですって。
二人で二日間。
ひたすらむいて、硫黄燻蒸をして、吊るしてから数えると、715個ありました。
そんなに大きくないのですが、柿の木ってたくさん実をつけるものですねぇ。
飯田市に隣接した高森町で作られる「市田柿」が有名なだけあって、小さい頃から干し柿は身近な存在でしたが、私は、嫌いじゃないけど好きでもないというヤツで、あまり食べません。
でも、こうしてがんばって作ってみると、出来上がりが楽しみになるものですね。
飯田市は、もう朝晩は零度になる日もあります。冷たく乾燥した空気にさらされて、お日様の光をたっぷり浴びて、全部おいしい干し柿になっておくれと願っています。