干し柿 続き

11月に、実家の庭の柿をむきましたよ、と書きました。

その後、父親が、吊るした柿がほどよく乾燥するように、日光と風のあたり具合を調節して干し上げ、優しくモミモミし、袋に入れてコロコロし、(刺激を与えないと粉がふかないそうです。不思議。)一月半くらいで完成しました。

ずいぶん手間がかかるものですね。昔、初めて実家を離れ、スーパーで売られている干し柿の値段を見て驚愕したのですが、これだけ作るのが大変なのですから納得です。

さて、嫌いではないものの、これまで干し柿をあまり食べてこなかった私。今回は一生懸命皮をむきましたから思い入れがあります。
送られてきた干し柿をパクリと一口。
「おぉ、ちゃんと干し柿になっておる!」まずは、あの渋柿がちゃんと粉をふき、甘い干し柿に変化していることに改めて感動します。
続いては、チーズを合わせてみます。「一緒に食べると美味しいよ」と兄から聞きまして、ちゃんと用意しておきましたの、ちょっとよいチーズを。
「うん、これはイケる」パクパクと、続けて3つも食べました。

お礼に父親にもチーズを送りました。父も、干し柿に合わせて「うまいうまい」と食べていたようなのですが、ある日、「これはチーズがうまいんじゃないのか?」ということに気付いてしまったらしく、今はチーズはチーズで、干し柿は干し柿で、食べているそうです。

私は邪道な人なので、あれから干し柿とチョコレート、ホワイトチョコレート、ナッツなど、いろいろ試しています。
チョコも合うように思いましたが、もしかしたらチョコがうまいのかもしれません。

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